海とマグロと風呂とお祭り(みさきまぐろきっぷ)
お盆休みの昼下がり。おうちでゴロゴロしていたのですが、
- このまま今日 1 日過ごすのは虚無だなあ
- 海が見たい
- マグロ食いてえ
- ひとっ風呂浴びよう
という気持ちになったので、みさきまぐろきっぷで三崎に行きました。
13 時まで都内で寝てても、わりと満足な一日にできてハッピー!という話です。
情報
東京都心・横浜から、京急で三浦半島に行き、バスで適当に周遊して、*1
海を見て、マグロを食い、ひとっ風呂浴びて帰ってこれる。なんて幸せ。
品川から往復で 3,500 円。これにマグロもお風呂も含まれてる。つよい。
海
港町
三崎港でバスを降りると、目の前が漁港です。あらやだ素敵。
地形が良かったので、大昔から漁港で、なんでも日本書紀にもその名前があるらしい。*2
今も、日本に 13 港しかない「特定第 3 種漁港」のひとつだそうで、全国レベルの漁業拠点なんだそう。*3
湾の 1 番奥まで船がつけてあって、ちょうどそこにバス停があるもんだから、
バス降りた瞬間に街に囲まれた港が目に入る。いいところ。
(商店街も賑やかで良きなんですがその話はあとでします)
浜辺
油壺のほうに足を伸ばしたんですが。
尾根に道が走っててバス停や観光施設もあるので、浜辺には坂道で下りていく。
この海に向かう坂道めちゃくちゃエモくないですか? 海の家の看板もいい味出してる。
マグロ
まぐろきっぷに合わせて、京急さんが飲食店情報をまとめてくれています。
お店の状況がリアタイで把握できる。なんてホスピタリティ。*4
三崎港あたりはお店が集中してるので、うまいもん食えりゃいいやぐらいのモチベだったら素直に直行するのがおすすめ。
いろいろ探せば人気店とかもあるのかもしれない。
散歩してて目についたので「七兵衛丸」さんに入りました。
ハイボールひっかけながら定食をいただきました。活きイキ刺身定食!だそう。
めちゃくちゃ回転早くてうれしい。あと、15 時半に行っても普通に出してもらえた。
うまい刺身食うと魂を洗われてる感じがする。心がきれいになりそう。
風呂
まぐろきっぷについてくる、「三浦・三崎おもひで券」。
お土産とかにも使えますが、今回はこいつを風呂に使おう。
日帰り入浴オプションが 4 箇所あります。*5
城ヶ島やソレイユの丘には今回行かなかったので、油壺の湯とマホロバ温泉に行こうと思ったんです。
が、今は夏の海水浴シーズンなせいか、どっちも日帰り入浴を早い時間に閉めていました。*6
汗流すのはやっぱり帰り際がいいじゃないですか。帰りがけに汗だくになったら本末転倒だもんね?
しょうがないので、まぐろきっぷの範疇は外れちゃうんですが、
帰り道の京急久里浜から京急バスで行ける「海辺の湯」に寄り道しました。*7
「海辺の湯」の情報は良いまとめがあったのでそちらに譲ります▼
夕暮れ時に東京湾フェリーが出港する様子を露天風呂から観れるのは、なかなか趣深かった。いいところ。たぶん房総ドライブ帰りにフェリーで帰ってきて寄るのとかもよさそう。
祭り
これは完全に偶然なんですが、行った日にちょうど商店街が夜市やってたんです。
祭りの日(ハレの日)はその街の最大出力が出る気がしますが、
めちゃくちゃ賑やかだったのでここはいい街だなと思いました。
どこにでもありそうな祭りってわけでもなく、マグロ関連のものを考えて売ってそう。
若い人もお祭りやる側・来る側両方いるもんな。東京近いのもあるんだろうけど。
三崎のまちはマグロ漁を背景に栄えた中で、近年はマグロ漁の衰退が進んでる。
それで、昔栄えた頃からの立派な建物がわりと残ってる。歩いてるだけで結構楽しい。
お祭りで賑やかな街なかを歩くと、栄華はある程度昔のもので、
今は衰退もしてるんだろうけど、その中でも活路が見つかってる感じがしました。
お祭りはやっぱり誰かとワイワイ楽しみたいので、来年誰かと行けたらいいな。
*1:たぶん夏の土日の三崎のバスは渋滞がひどいので、行くならそこは避けたほうがいい。僕は盆休みの平日に行きましたがそれでもちょっとは混んでた
*5:https://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/facility.html
*6:油壺の湯は 16 時、マホロバ温泉は 14 時クローズなようでした。たぶん 7, 8 月以外はそんなことないのだと思われる